角度をラジアンに変換
度数法( 30°,90°など )で表された角度を、ラジアン( π/6, π/4 など )に変換するにはMath::Trigモジュールのdeg2rad関数を使用します。その逆を行うには、rad2deg関数を使用します。
use Math::Trig 'pi', 'deg2rad'; # 度数法の角度を弧度法の角度に変換する my $rad = deg2rad(30); # 弧度法の角度を度数法の角度に変換する my $deg = rad2deg(pi / 6);
三角関数については以下のページで詳しく解説しています。
度数法と弧度法
度数法とは、円を360分割したものを単位として使う角度の表現方法のことです。普段よく見る角度の表現 30°,90°などは度数法で表現した角度です。
一方弧度法とは、半径がr円周がrになる扇型の中心角を単位とした角度の表現方法のことです。度数法の180°は弧度法のπになります。これを覚えておくと、30°は、180°の6分の1なので、π/6 と等しいということを求めることができます。
#!/usr/bin/perl use strict; use warnings; use Math::Trig qw/pi deg2rad rad2deg/; print "(1)角度をラジアンに変換する。\n"; print deg2rad(30) . "\n"; print "(2)ラジアンを角度に変換する。\n"; print rad2deg(pi / 6) . "\n";