PERL5LIB環境変数を使ってモジュールの検索パスを追加する
PERL5LIB環境変数を使ってモジュールの検索パスを追加する方法の解説です。
Linuxのbashの環境変数
以下はLinuxのbashの環境変数で「PERL5LIB」を設定して、モジュールの検索パスを追加する方法です。これを「.bashrc」ファイルに追記してください。
export PERL5LIB=/foo/lib
複数指定する場合はコロンで区切ります。
export PERL5LIB=/foo/lib:/bar/lib
商用UNIXなどのcshの環境変数
FreeBSDなど商用UNIXにおけるcshの環境変数で「PERL5LIB」を設定して、モジュールの検索パスを追加する方法です。これを「~/.cshrc」ファイルに追記してください。
setenv PERL5LIB /foo/lib
複数指定する場合はコロンで区切ります。
setenv PERL5LIB /foo/lib:/bar/lib
Windowsにおける環境変数
Windowsで環境変数「PERL5LIB」を設定して、モジュールの検索パスを追加する方法です。Windowsの環境変数の設定方法は、GUIで追加するので、方法については調べてみてください。
# 環境変数PERL5LIBの値 /foo/lib
複数指定する場合はセミコロンで区切ります。ここはUnix/Linuxと異なる部分です。
# 環境変数PERL5LIBの値 /foo/lib;/bar/lib
環境変数PERL5LIBはポータブルではない
OSによって環境変数の表現方法が異なるため、環境変数PERL5LIBはポータブルな方法ではありません。
一方、スクリプトと密結合してしまいますが、libモジュールはどのような環境でも同じように動きます。