morboをWindowsで動かすツール - winmorbo
Mojolicious開発サーバー「morbo」をWindowsでうまく動作させるツールwinmorboをリリースしました。
Windowsでは、Mojolicious開発サーバーmorboはうまく動きません。なぜなら、ワーカープロセスは親TERMシグナルをうまく受信できないからです。
このため、Windows上では、Web開発は、とても面倒なものになります。
Windowsでmorboをうまく動作させるため、Mojo::Server::Morboを簡単な方法でハックしました。
winmorboのインストール方法
winmorbo.batのダウンロード
まず、Mojoliciousプロジェクトディレクトリにwinmorb.batをダウンロードします。
GitHubでwinmorbo.batをクリックし、Rawボタンをクリックしてwinmorbo.batをダウンロードします。
winmorbo.batを実行
Mojoliciousアプリケーションを実行するには以下のコマンドを実行します。
Windowsバッチファイルなので、.bat拡張子は指定する必要はありません。
このサンプルでは、Mojoliciousアプリケーションはapp.plです。
winmorbo app.pl
ウィンドウが開いて次の画面がでれば成功です。
C:\Users\kimot\labo>cmd /C perl -x -S winmorbo app.pl Server available at http://127.0.0.1:3000
これでファイルを変更するたびに、自動的にmorboサーバーが再起動するようになります。
よくある質問
"Can't opendir(templates)"エラーが表示されます
これは、Windowsのユーザーディレクトリに「Templates」ディレクトリがあるためです。
Mojoliciousもは「templates」ディレクトリも使用します。
この問題を解決するには、ひとつディレクトリを作成します(例:labo)。
cd C:\Users\kimot mkdir labo cd labo
そして、laboディレクトリの中にapp.plを作成しましょう。