PDLのインストール
統計・解析のためのモジュール「PDL」をインストールしてみましょう。
Linux/Unix
cpanかcpanmを使ってインストールするだけです。PDLとPDL::Statsをインストールしておきましょう。
cpan PDL cpan PDL::Stats
あるいはcpanmをダウンロードして以下のようにします。
cpanm PDL cpanm PDL::Stats
Windows(Active Perl + ppm)
ActivePerlを使ったWindowsへのインストールにはppmを利用するのが簡単です。まず最初に以下のパッケージをインストールします。
ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/Astro-FITS-Header.ppd --force ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/Convert-UU.ppd --force ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/Sub-Exporter-Progressive.ppd --force ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/PerlIO-Layers.ppd --force ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/Const-Fast.ppd --force ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/File-Map.ppd --force ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/OpenGL.ppd --force
次にPDLをインストールします。
ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/PDL.ppd --force
インストールを行うと次のようなメッセージが表示されるので、自分の環境でのメッセージを控えておいてください。
In order to utilise the built in proj4 capability set your PROJ_LIB environment variable to C:\Perl\site\lib\PDL\proj_supp
Enterを押してインストールを完了します。
先ほど表示された環境変数の設定を行いましょう。「スタート」->「コンピュータ」->「プロパティ」->「システムの詳細設定」->「環境変数」から環境変数の設定を行うことができます。ユーザーの環境変数に新規にPROJ_LIBを追加して値を先ほど表示された値に設定しましょう。この例では「C:\Perl\site\lib\PDL\proj_supp」です。
統計のライブラリであるPDL::Statsもついでにインストールしておきましょう。
ppm install http://www.sisyphusion.tk/ppm/PDL-Stats.ppd --force
WindowsのActivePerlのcpanコマンドでPDLがインストールできない場合の対処
僕の場合はWindowsのActivePerlのcpanコマンドでPDLをインストールしようとしましたが、Devel::CheckLibの試験が失敗して、インストールできませんでした。(Perl 5.16.3 + Devel::CheckLib 1.01)
こういう場合はppmと呼ばれるActivePerlのモジュールのインストール機構を利用するとうまくインストールできる場合が多いです。
ppm install PDL
cpanコマンドでインストールできるのが一番望ましいのですが、次善策としてppmと呼ばれるパッケージマネージャを利用できることも覚えておくとよいと思います。