Perlは構文がC言語、Java、PHP、JavaScriptに似ていて親しみやすいスクリプト言語
Perlの文法構造は独特なものではなくて、多く利用されている言語であるC言語、Java、PHP、JavaScriptに似ていて親しみやすいものになっています。何かを美しい、素晴らしいというのが好きな人もいますけれど、似ているほうが使いやすいという人もいますね。
if文
おなじみのif文。ブロックで区切られているので、周囲の行と区別しやすい感覚がありますね。
# Perl, C, Java, PHP, JavaScript if (条件) { }
while文
while文はどうでしょうか。これもifと同じでブロックで区切られます。
# Perl, C, Java, PHP, JavaScript while (条件) { }
for文
for文も同じでブロックで囲まれます。
# Perl, C, Java, PHP, JavaScript for (初期値;条件;次の値) { }
文末にはセミコロン
Perlではひとつの実行文はセミコロンで区切られます。「区切り」という感じがしますね。
# Perl, C, Java, PHP, JavaScript 実行文;
変数宣言
Perlでは変数を使うときは変数宣言を行いましょう。変数宣言があると、どこから変数が始まったのかが、視覚的にわかりやすいですね。
# Perl my $num = 1; # C, Java int num = 1; # JavaScript var num = 1 # PHP (ない) $num = 1
変数の出力はPerlではprint関数です。
# Perl, PHP print $num; # C printf("%s", str); # Java System.out.print(num); # JavaScript (ブラウザ言語のためなし)
Perlは他の言語に慣れ親しんだ人なら、構文が似ているので、読みやすい感じを受けると思います。