Digest::MD5 - MD5を使ったダイジェスト値
Digest::MD5モジュールを使用すると、MD5を使ったダイジェスト値を求めることができます。
# モジュールの読み込みと関数のインポート use Digest::MD5 'md5_hex';
md5_hex関数を使用するとMD5の値を32桁の16進数の文字列として取得できます。
# MD5値を求める my $md5_sum = md5_hex 'alkeiop2lkj39';
結果は次のような32桁の16進数になります。
# MD5値(16進数の文字列で取得) fb4b7c4a986c550fce0a645ab425ea6d
Digest::MD5に関するFAQ
Q. 簡単にいうとMD5とはなんでしょうか。
A. 「ある値」から「元の値を推測することがとても難しい値」を作り出す関数のひとつです。ファイルが破損していないかをチェックしたり(ファイルがわずかでも壊れているとMD5値が異なることでチェックできる)、電子署名に用いられたりします。
Q. 他の形式でMD5値を取得することができるでしょうか。
A. はいできます。md5関数を使えばバイナリ形式で、md5_base64関数を使えばbase64形式でMD5値を取得することができます。
Q. より安全なハッシュ関数はありますか
A. より安全なダイジェスト値を取得できるDigest::SHAというモジュールがあります。